フェノタイピングシステムMicroscanの使い方をご紹介します。今回は植物工場で栽培したレタスを撮影しました!
Microscanは高精度3Dカメラを搭載、専用ソフトウェアで解析をすることができます。
サンプルを用意
植物工場で栽培したレット系のレタスをサンプルとして撮影します。
Microscanで撮影するときはポットの高さを入力するので、今回はポットの代わりにコップに入れて撮影します。
サンプルをセット
Microscanを組み立てたあと、サンプルをセットします。
今回は2株測定します。
撮影可能なエリアは黒いパネルの上です。上から3Dカメラで撮影するため葉同士が重なり合わないように注意してください。
設定
Microscanに接続しているPCからサンプル数、ポットの高さを選択し、撮影エリアを確認します。その後、それぞれのサンプルの処理区などの設定をします。
サンプル数・ポットの高さを指定
今回は2株なので撮影エリアは2つにします。ポットの高さは8cm(80mm)。
ポットの高さを8cmに指定したので、分析した時の高さが自動-8cmとなります。
point 1度設定したものは記憶されいるので、サンプル数やポットの高さが同じ場合は設定済みのデータを呼び出すと便利です!
撮影エリアを調整
直前に撮影したサンプルを見て、それぞれのエリアの中に各株が入っているかを確認します。
point 四角の中を1株としてデータ化されます。隣のエリアにはみ出さないように注意して設定しましょう。
品目・処理区名を保存
それぞれのサンプルに品目名と処理区名を付けます。今回はレタス、処理区A・処理区Bとします。
設定名を保存して設定完了です!
解析データ
撮影したレタスの高さやバイオマス、色彩などを数値で把握することができます。
連続して撮影することで、変化の様子がグラフで表示されます。
過去のデータもクラウドに保存されているので、ファイルから撮影時の画像を確認することもできます。
専用の解析ソフトで、簡単にデータを可視化することができました!
今回は1回測定したものなので、連続して撮影したものは改めてご紹介します!
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