プラントセラーはお客様による簡易点検が3カ月に1回必要です。簡易点検の実施をお願いいたします。
大阪オフィスのプラントセラーは冷凍機0.7kwを搭載しているため、フロン排出抑制法のユーザー簡易点検の対象機器です。
当社では、年末年始やGW、お盆といった長期休暇前に大掃除をした後
または、収穫時に簡易点検を行っており、今回は点検の様子をご紹介いたします。
フロン排出抑制法(2015年4月施行)により
フロン類を使用した業務用冷凍空調機器の管理者(機器の所有者、使用者に役割と責務が定められました。
管理者(機器の所有者、使用者)様には次の点が求められます。
・簡易点検
点検等の履歴の保存
詳細は下記をご覧ください。
簡易点検の様子
①機器の周辺への油にじみの有無
プラントセラー本体周辺ににじみがないか確認。油にじみがなければOK
※油にじみがある場合、フロンの漏れの可能性があります。
②外観の損傷、腐食、錆有無
プラントセラー外観を確認します。異常がなければOK
<停止中のみ>
③凝縮器、冷却器、冷媒配管の汚れ・ほこり・油漏れの有無
プラントセラーの構造を確認し、凝縮器、冷却器を確認します。
大阪オフィスのプラントセラーは右下のパネルを外すと凝縮器あがります。
正面右下パネルを外した様子(左、中) 右側面のパネルを外した様子(右)
今回は凝縮機フィンにホコリがたまっていたので、清掃しました。
ホコリがたまっている場合は、柔らかい布やブラシで軽くホコリを払ってください。
※フィンが下り曲がりやすいので、曲がらないようにご注意ください。
右の写真中の液体は水でしたので異常なしでした。
1番下の棚の下、ネジを取り、金属板を外すと冷却器があります。
掃除後(左) トレイ・金属板を外した様子(中) 冷却機拡大(右)
汚れ、ほこり、油にじみなければOK
<動作中に確認>
④庫内温度の安定の有無
温度が安定していればOK
<動作中に確認>
⑤異常振動、異常運転音の有無
プラントセラー運転中に普段見られない振動や音はしていないか確認
なければOK
プラントセラーが運転中の場合は、③以外の項目を確認します。
プラントセラーをお持ちの方は3カ月に1回簡易点検が必要です。
所有されるお客様にて点検する必要がございますので、忘れず実施をお願いします。
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